言語能力
最近働いていて気付いたことがあった.
仕事には言語能力が必要だということだ.
就職の際に必要な能力として,コミュニケーション能力が重要視されているが,
そのコミュニケーション能力には言葉が必須となる.
コミュニケーション能力は単に会話における適切な応答だけでなく,文章を作る能力も含まれている.
報告書を書く時に相手に理解してもらうように,自分の聞いたこと,感じたことを言語化する,
また理解してもらえるように文書を構成するといった作業が必要になる.
冗長化させてもいけないし,文章を読む相手のレベルを把握して記述する必要がある.
コミュニケーション能力を身につけるには勉強と同じで何度も繰返し訓練する必要がある.
知識を蓄えるかと経験を積むかの違いだけである.
社会人になる前
私は子供の頃,文章を読むのが嫌いで,公文式で国語を学んでいた時に,この文章を読んだら○をつけろ.
というプリントがあった時は文章を読まずに○をつけていた.
小学生時代の読書感想文でも,とにかく本を読むのが苦痛で,ずっこけ3人組を適当に読んで,本の中身の一部を
ピックアップして,これは面白かった(小並感)というようなことを書いていたと思う.
親があまりに本を読まないことを心配してか,児童書としてホームズシリーズのある一冊をくれたが,
結局今現在も読んでいません(笑)
高校生までに読んだ本は,ズッコケ3人組,流行っていたハリーポッターシリーズ程度で,
後は漫画,雑誌を読んだ程度だった.
(あまりに嫌いすぎて,国語を勉強しても,センター試験の国語は平均点程度だった(笑))
そんな感じだったが,大学生の時に元々苦手だった他人との付き合い方を含めて,国語能力を鍛えないと社会に出るには厳しいとなんとなく思っていたので,初めてあった人でも,頑張って話すようにしたり,ブックオフに行っては新書,文庫本を買い占めてよく読んでいた.
またレポートや報告書を書く機会があったので,ある程度は自分の知識を言語化する経験を積むことができたと思う.
(個人的には勉強や訓練がてら,HPを立ち上げたり,ブログを書いたりしてた.)
大学時代に挽回できたので,社会でもなんとかやっていけるレベルにはなった.
結局
知識は頑張れば,短期間でもある程度のレベルまで達成できる.
ビリギャルなどを見れば,やり方や努力次第でどうにかなる.
一方,経験も結局は努力によって回数をこなせば,身についてくる.
ただ知識と違って難しいのは実践が入るというところである.こればかりは自分で積極的にその環境に置くしかない.
言語能力は大人になるにつれて必要になってくる.
そのため早めに鍛えておくのは悪くない.また大人になってから鍛えても遅いこともない.
私自身,発展途上ではあるけど,これからもブログを書いて,文章力を鍛えねばと思う.